Wednesday, January 2, 2013

クラフト材料がなんでも揃う マイケルズ



日本のユザワヤに勝るクラフト用品チェーンなんてアメリカにあるわけない、というのは事実だ。

事実だが、しかし。

嘆いてばかりもいられないので探してみると、意外や「マイケルズ」というクラフト用品よろずやさんを紹介された。以前はクイーンズ (51-06 Northern Blvd. Queens, NY.) まで行かないとマンハッタン内には店舗がなかったのだが、アッパーウェストサイドに数年前にオープンしたので、行きやすくなった。大感謝である。(Michael's 808 Columbus Ave. )この住所はW98丁目と、W99丁目の間くらいに位置しているのだが、このあたり一帯にホールフーズなどの買い物どころが詰まった建物が、ブロックをぶち抜いてつらなっているために、97丁目と100丁目の間の通りは存在しない(最寄り駅は96丁目赤の1,2、3ライン)。この入り口から入ってすぐのエスカレータを下がっていくと、ビーズ、リボン、絵の具、額縁、スクラップブックに使うアルバムやステッカー、毛糸、編み棒、かご、のり、絵筆などなどなど、布地以外のクラフト用品がところ狭しと並べられているのだ。


意外と充実しているのが、$1ラック。日本の百金のような掘り出しものがあってお得感が大きい。



また、シーズンが過ぎたアイテムのセール具合が半端ない。どうせ、この冬編み始めても、出来上がるのは来年だわ~、という私のような、初心者に毛の生えた程度のクラフト愛好者には、季節の終わりに掘り出しものを探しに行くのも喜びです。

しかしマイケルズはですね、実は品数は多いんですが、品質は決して上級とはいえないものが多いんです。なので、魂をこめたプロジェクトや、大切な人にあげたいワン&オンリーものを作るとき、もしくは多少値がはったとしても、個性的なマテリアルにこだわりたい方々は、もうちょっと専門的なお店を探された方がいいですよ、というのが実感です。例えばクラフトに挑戦してみたいお子さんのいるお母さんや、バザーやイベントの準備、クラフト初めてさんのための安価な道具選びなどには、強~い味方になってくれます。

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布屋さん MOOD は大きすぎて頭がぐるぐるする


野望を抱くファッション・デザイナーたちがお題を与えられてデザイン・センスと製作能力を競う、プロジェクト・ランウェイという名のリアリティ番組をお好きな方いらっしゃいますでしょうか。

 
 
司会はドイツ人スーパーモデルのハイディ・クルーム
 
その番組で参加デザイナーが使う布屋さん、MOODが西37丁目の7丁目と8丁目の間にあるのですが(225 W37th St. 3rd Flr. NYC, NY. )、ここが・・・初心者には、

分かりにくい!

そもそもなんか雑居ビルのようなところに入っていて、エレベーターに乗らないと上に行けないのだけど、そのエレベーターは操作する係りの人がついていて、待っていればいつか来るのだ、ということを別に誰も教えてくれない。運がいいと「私もMOODに行こうとしているところ」という人々がエレベーター前に集まっているので、それに紛れて上に上がればいいのだけれど、初めての時は、ここ? どこ? 上? どこ? って感じです。

そして、エレベーターを降りたら最後、広大な敷地面積に布、布、布の嵐。



ある程度「こういうのが欲しい」と頭に描いていかないと、なんでもあるので、目移りしてる間に疲れ果ててしまいます。便がいいとは・・・

言いにくい!! 
 
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Tuesday, January 1, 2013

Vogue Knitting Live 1月18日、19日、20日
タイムズスクエアのホテルMarriott Marquisにて開催


今年もやってきましたヴォーグ・ニッティング・ライブ。
コンベンションて、なに?とよくお友達に聞かれるのですが、なんていうんだろう? お祭り?
日本でもアニメとかよく大きな会場でイベントみたいなのやってると思うんですけど、ヴォーグニッティングは本当、編み物ファンと編み物プロのための情報交換の場、学びの場、いい毛糸や、本が手に入る編み物よろずや市場(ファッションショーつき)。3回目となる今年は、会場がホテル「ヒルトン」からタイムズスクエアにある、ホテル「マリオット・マルキース」にお引越し。でも内容は例年通り、充実、しております。朝からワークショップ盛りだくさん。全米のみならず、各国から質のいい毛糸が集結するマーケット・プレイスも3日間開きっぱなし。あと、2週間、今年も楽しみです!

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